しかし、ダイバーにとって「春の海」というと
思い浮かべるのが、そう・・・
は・る・に・ご・り♪
自然現象なので、どうしようもないですが、
春にごりの海水は独特の緑色となり、
透明度抜群の冬の時期と比べると、どうしても透明度が落ちてしまします。
そのため、特に経験の浅いダイバーから印象はあまり良くありません。
春にごりの期間?
私どもノリスは、現地サービスのスタッフの方とは違い
毎日は潜っていませんが、毎週は潜っています。
しかし、この春にごり、毎年不思議と、いつの間にか
終わっているのです。
春にごりに明確な期間はあるのでしょうか?
調べてみると、いつまでという明確な期間はないそうなのですが、
一般的に3月中旬から4月下旬が春にごりの期間らしいです。
生物には大切なもの!
春にごりの原因は、植物性プランクトンの大量発生です。
植物性プランクトンは、とても小さいサイズとはいえ
大量に発生することで水中の透明度を落とし、
海を緑色にしてしまいます。
しかし
この春にごりが発生しなければ、小さな生物がプランクトンを
食べ、その生物を魚が食べていく、いわゆる食物連鎖が
うまく機能しなくなり、結果、海の中の生物が減ってしまう
ことに繋がってしまうのです。
ですので、春にごりは海が生きている証拠であり、とても大切なものなんですね♪
春にごり中でも安全にダイビングする為には?
春にごり中でも安全にダイビングをするには、
透明度が落ちているのでバディやチームと、はぐれないように
いつもよりも周りに気を付けながら楽しみましょう!
浮力のコントロールも、いつもより注意しないと海底の砂を
巻き上げ、もっと濁らせてしまいます。
また、視界の変化が分かりにくいので、深度の確認はいつも以上に
まめにチェックしましょう。
水中ライトがあると生物の確認をしたり、自分の居場所をバディや
ガイドに知らせたりと、とても役に立ちますので、
しっかり装備して潜りましょう!
春にごりの海の楽しみ方
そうはいうものの、この時期、どうやってダイビングを楽しむの?
という方もおられるでしょう。
春にごりの時期には、生物の交尾・産卵・ふ化が見られ、この時期にしか楽しめない楽しみ方があります。
そして、ウミウシや行先によってはダンゴウオなどの小さい生物を探して楽しむのも良いでしょう。
1年中楽しむことができるダイビングを、少し視界が悪いから・・・。
という理由で間をあけることがないように、その時期その時期でのダイビングを楽しむことが出来るよう、スキル面・器材面含めしっかり準備をしておきましょう♪
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