夏場お世話になったウエットスーツともしばしのお別れ。
次の出番までの間、丁寧に洗って保管をしてあげましょう。
ところで皆さんはウエットスーツを使用しない期間、どのように保管されていますか?
「なんとなく」でやっていた方、ひょっとしたらよくない保管法をしてしまっているかも!?
そこで今回はやってはいけないウエットスーツの保管方法について紹介します。
来年も気持ちよく使えるように、一緒に確認していきましょう!
まずは保管の際のNGポイントを確認しましょう。
NG① 細いハンガーにかけない!
ダイビングスーツの保管方法はダイビングプロショップで購入された場合は必ず説明されます。
今回はウエットスーツだけに絞ってご紹介します。
当然のことながらウエットスーツはドライスーツよりも軽いです。
ですので、吊ることができるならどんなハンガーでもいいと思っている方がおられます。
しかしそれは大きな間違いです。
針金でできているような細いハンガーに吊るすことはNGです。
そんな細いハンガーにかけてしまうと、型崩れや肩の部分の劣化・変形に繋がります。
もちろん、スーツ自体の寿命も短くなってしまいます。
NG② 半乾きで収納しない!
一般的な衣類と同じく、半乾きで収納することはNGです。
ウエットスーツを半乾きのまま収納してしまうと臭いやカビ、劣化の原因になります。
ですので、表裏共にしっかり乾かしてあげましょう。
乾かす順としては、まず乾きにくい裏面を乾かします。
その後ひっくり返して表を乾かしましょう!
NG③ ウエットスーツは折り畳んでの収納しない!
この保管方法は本当に良くありません!
ウエットスーツはゴムでできているので、長期間折りたたんだままだとシワや折り目がついてしまいます。
一度ついてしまうと、シワや折り目は元には戻りません。
そして、このシワや折り目はウエットスーツの劣化につながります。
更にスーツの生地が折れることで、スーツ生地内にある気泡がつぶれてしまいます。
この気泡は保温やウエットスーツ自体の浮力に関わっています。
ですので、それが減少するということはウエットスーツ自体の機能低下に繋がってしまいます。
NG④ 衣類と一緒に収納しない!
収納スペースの関係で、衣類と一緒にウエットスーツを収納する方がおられます。
それは衣類の事を思うとNGです。
一緒に収納してしまうと、ウエットスーツに使用されているクロロプレンゴムと衣類が反応して、染料が衣服に移染する可能性があります。
ウエットスーツの理想の保管方法!
・気温の変化が少ない場所での保管
直射日光が当たらず涼しい場所が理想です!
直射日光があたってしまうと、ゴムの劣化や色落ちにつながってしまいます。
・ファスナーは閉めたままで保管
着用している時と同じ状態にして保管しましょう。
型崩れを防止し、着心地を保ってくれます。
・太めのハンガーでの保管
太いハンガーに掛けて方の部分に掛かる負担を減らしてあげましょう!
ドライスーツ専用ハンガーを用いてもOKです。
お手入れ、メンテナンスや保管方法次第では、劣化を最小限に抑えることは十分に可能です。
自分だけのお気に入りウエットスーツを少しでも長い期間、いい状態で愛用していきましょう!
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